先物取引の心得

先物取引の心得

先物取引を行う上で相場を知ることは重要ですが、この相場の心得として「本業を頑張ること」を挙げたいと思います。 当然のことですが「投資は不労所得」です。しかしながら図らずも投資行動を「労働」にしてしまっている人方が多くいるのが現状です。投資を労働にしている方にありがちな精神状態として「取引商品の値動きが気になって本業が手につかない」、「休憩に出ると携帯電話やインターネットで確認と注文」など、まさに投資に首ったけになってしまうケース。自身が打ち込むべき仕事時間であるにも関わらず投資の事が頭から離れない、常に投資のことを考えている状況だと、実質的に労働をしていることに他なりません。

これでは本業の時間を削って投資に時間を割いてしまっていることになってしまっています。このような状況が続き、本業に手が付かないとにどうなるでしょうか?当然仕事でミスをする可能性が高まりますし、思うように業績が上がらない状況も考えられますし、精神的に余裕を持てない状況に陥り、対人関係に悪影響を及ぼすかも知れません。 しかも、これだけ本業を犠牲にしても肝心の投資で自分の思い通りに利益を上げられるかどうかの保証はどこにもないのです。 人は精神的に余裕がなくなるとナーバスになり、冷静な判断を下すことが困難であるため、本業と投資両方において満足のいく結果を残せる可能性は低くなると考えるべきでしょう。社会のシステムとして、社会人は「労働に供した対価」として「給与」を貰っています。この給与は人によって大小ありますが、「毎月必ずお金が手に入る」という事実は替えがたい、大事なことだという認識を持っておくことが重要となります。先物取引を紹介するサイトとしては不適切な発言になりますが、本来その必ず貰える給与の額を上昇させることこそが一番確実で高効率な収益であると考えられるのです。先物取引を楽しみたい方はまず「本業を頑張る」ことを第一に考え、投資を労働にしないようにしましょう。そうすればきっと仕事も投資の両立が出来ます。

何を目的に投資をするのか

投資を行う時に見失ってはいけないことが一つ。それは「何を目的に投資をしているか」です。 つまり、先物取引を始めるにあたっての動機(モチベーション)は一体何なのかを常に意識しておく必要があります。 投資をする人それぞれきっかけがあり、理由・動機は千差万別だと思われますが、単純に突き詰めて考えてみると・・・
  • 現在よりも高い経済力にしたい
  • 本業以外での収益を得ることで心理的余裕を得たい
・・・といった点に集約されます。 要するに「投資で儲けてお金を得ることで幸福」な状況、言い換えれば「利益を得ることでの精神的満足」を 求めている方が多いと思われます。さて、ここで現実に目をやってみると、すでに投資で利益を出して心理的にも余裕が生まれ、自分の目的を達成できている方は特に問題はありません。しかし現状が以下のようになっているなら一度立ち止まり振り返って考え直すのも良いかも知れません。
  • 損失が出ると腹が立つ
  • 損をしたくないという感情が強い
  • 取引市場が気になり、慢性的に不安
これらの精神状態は取引が「ストレス」になっているケースです。現在取引で利益を上げいるかどうかは別として、心理的・精神的に疲れていないかどうかが問題となります。
  • 1:取引によるストレスが大きくても、その分大きな利益を出しているのであれば取引を続けても特に問題ありません。
  • 2:利益が出ていたとしても、取引によって精神的に疲れてしまう状況の場合は、投資をやめるという選択も考えてみましょう。
  • 3:ストレスを相当抱え込んでいるにも関わらず損失を大きく出しているようであれば完全に投資をやめる、もしくは一度投資から離れて様子を見てみましょう。
投資行為の落とし穴は「精神的負担(ストレス)を省みない」こと。働くことで資本を稼ぐことはできても体という資本はそう簡単に元に戻せません。自身にとって投資による精神的負担が一体どれ程の利益に相当するのか多少は考えておくといいでしょう。 これは「精神的満足とお金は交換できる」と考えることも出来るからです。 再度解説しますが、投資による利益を出していて、それ程大きなストレスなく自分の目的に合った投資が出来ていれば、そのまま取引継続しても問題はなく、反対に利益が出ていても精神的負担が大きいものとなっているのであれば、そこで一度得られる満足と得られる利益を比較検討し、投資をやめるか続けるかを今一度選択しましょう。取引を行う前に、投資を行う自分自身が何を目的に投資をするのかをきちんと定義しておく必要があると言えます。
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